グニュグニュ気持ち悪いミミズは、芝生を荒らすので困りますよね
ミミズは益虫とも言われますが、駆除しないと美しい芝生は育ちませんよ
さて、どうしても欲しかった芝生のマイホーム
夢が叶い、緑鮮やかな芝生にウットリしている方いるのではないでしょうか…むふ~😍
でも、ちょっと待ってください!
ニンマリしている場合じゃありませんよ
フン塚で芝生が荒れていませんか😵
ほげぇ~!
ミミズのフン塚😨
ミミズは芝生のあちこちにフン塚を作るので困ったものです
盛り上がった土で、芝生は台無し…シュン😣💦
ミミズは駆除したいけど、気持ち悪いし方法も分からない・・・。
みんな、どうやって駆除してるのかなぁ?
とお悩みの方多いのではないでしょうか
でも、大丈夫!
この記事をご覧になれば、ミミズの駆除方法や生態が分かりますよ
芝生歴18年の芝生パラダイスが、これまで実践してきた方法を分かりやすくご紹介いたします🤗✨
芝生のミミズを駆除する方法
ミミズ駆除の方法は大きく2種類
殺虫剤を使用する方法と、サポニンを含む椿油粕を散布する方法です
殺虫剤シバラックMCでミミズを駆除する
ミミズ駆除の最も効果的な方法は、殺虫剤です
おすすめの殺虫剤はシバラックMC
芝生の土中害虫全般に効果があるので、同時にミミズ以外のコガネムシ幼虫なども駆除できて、一石二鳥なんです
使用方法は、散布液が土壌中に十分しみ込むようジョウロ等で1㎡当り1~2Lを散布してください
殺虫剤により、土の中でミミズは死滅します
死滅したミミズの姿を確認することはできませんが、フン塚は減少するので効果を確認することができますよ
ミミズは見るのもダメ!という方多いと思います
ミミズの姿を見ずに駆除できるので、苦手な方に殺虫剤はおすすめですね
椿油粕でミミズを駆除する
ペットを飼っている方は、殺虫剤に抵抗のある方多いのではないでしょうか
可愛いペットに、害はないか心配になりますよね
ペットは大切な家族
安全・安心な芝生で遊ばせたいのは当然のことです
そこで!
おすすめしたいのは椿油粕
椿油粕は、ミミズの嫌がるサポニン成分を含んだ有機質肥料です
子供たちやワンちゃんは、芝生の上でゴロゴロしたがりますよね
椿油粕は、農薬じゃないので安心なんです
ちなみに、椿油粕を散布したら水を撒いてくださいね
しばらく経つと、ミミズは地上に出てくるので、つまんで駆除しましょう
➤ 紙コップ
➤ 紙袋
駆除が終わったら、割りばしと紙コップを紙袋に入れて、燃えるゴミとして出しましょう
ミミズが出てくると困るので、紙袋の口はよく結んでくださいね
おっと、忘れてはいけない!
椿油粕を使う際、注意することがあるんです
椿油粕に含まれる有効成分サポニンは、魚介類や水田のタニシに対し強い毒性があります
くれぐれも、水田や河川の近くで使用しないように注意してください
魚やタニシが可哀想ですからね🤗
ミミズを駆除する時期
ミミズを駆除する時期はいつが良いのでしょうか
卵の期間も含めると、ミミズは一年を通して土の中にいます
どうせなら、効果的に駆除したいですよね
ズバリ!
駆除するなら初夏と秋
なぜなら、フン塚が増える時期だから
春に孵化したミミズがおおきくなってきた初夏と
産卵のため活発になる秋が効果的なんです
駆除を繰り返すことで、段々とミミズは減り、美しい芝生になっていきますよ
芝生にミミズが出てくるのはなぜ?
普段は土の中にいるミミズですが、芝生に出てくることがあります
でも、なんで出てくるの?
と気になる方いるかと思います
ミミズが出てくる理由は2つ
それぞれご紹介しましょう
雨が降ったあと
雨が降ると、よく道路でミミズを見ますよね
同じ理由で、雨が降ると芝生にも出てきます
なぜなら、雨が降ると土中の酸素量が減り、ミミズは呼吸が苦しくて逃げ出してくるから
雨が強いほど、ミミズは増えそうですね…うへ~😅
ちなみに、カエルも雨が降ると出てきますが、カエルは皮膚が乾くと死んでしまうので、雨を求めて出てくるんです
人間には分からないけど、ミミズはしかめっ面、カエルはニンマリ顔なんですね😅
猛暑のとき
真夏の暑い時に、アスファルトの上で干からびてるミミズを見ませんか
土の中なら日差しを受けず済むのに、なぜ地上に出てくるのか不思議ですよね
暑いんだから、わさわざ出て来なければいいのに!
と思っちゃいますよね
とはいえ、真夏は土の中も温度が上がるんです
ミミズは体温を調節する機能がないので、涼しい場所に移動しようと地上に出てきます
ところが、移動の途中に暑い日差しを浴びて、身動き取れなくなり、アスファルトの上で干からびてしまうんです
真夏に、芝生の上にいるミミズも同じ理由です
雨が降ったり、暑かったり
本来、土の中に住むミミズが地上にいたら、苦しがっている証拠だと覚えておいてくださいね…ムフムフ
ミミズの生態
気持ち悪いミミズを、あえて調べたいという方少ないですね
生態を知らない方、とても多いのではないでしょうか
とはいえ、芝生には必ずと行っていいほどミミズはいますので、手入れをする上で、生態を知っておくことは大切ですよ
秋はミミズの産卵時期
秋はミミズの産卵時期です
シーズン中、最もミミズ塚が増えるのは秋
産卵時期になると、ミミズは活発になるようです
ちなみに、ミミズは雌雄同体といって、オスとメスの両方の器官をもっています
とはいえ、産卵するには別のミミズの精子をもらわないと産めません
ミミズは、10~60個の卵を袋に包んだ状態で産卵します
春に卵は孵化し、3ヶ月くらいで大人になりますよ
秋に産卵を終えると、親ミミズは死んでしまうんです
ミミズの一生って、短いですね…ショボン😢
ミミズは何を食べてるの?
ミミズが何を食べるのか考えたことのある方、少ないのではないでしょうか
ミミズの食べ物は土です
うへ~!
まずそう😨
と思った方いると思いますが、ミミズにとってはご馳走なんです
土の中に含まれる微生物や有機物を摂取しています
ちなみに、自分の体と同じくらいの量を食べる大食いなんですよ
ミミズが害虫と呼ばれるのはなぜ?
ミミズは、畑では益虫と呼ばれますが、芝生では害虫と呼ばれます
なぜなら、フン塚を作り芝生の美観を損ねるから
フン塚によって、部分的に芝生が枯れたりすることも、害虫と呼ばれる理由でもあります
フン塚の黒い点々は、芝生の魅力を消し去り、見ていてションボリですよね
落ち葉やゴミなら、掃除すればなくなりますが、出来てしまったフン塚は芝生が伸びてくるまで残ってしまいます
フン塚だらけになる前に、駆除することが大切ですね
ミミズがいるとモグラがやってくる
芝生にやってくるモグラに困っている方いるのではないですか
実は、モグラはミミズを求めてくることをご存知でしょうか?
モグラ対策のグッズは色々ありますが、餌となるミミズを駆除することも、モグラ対策になるんです
モグラが手に負えないという方は、ぜひミミズ駆除を試してください
きっと、餌のない芝生にモグラは見向きもしなくなりますよ…ムフムフ😊
ミミズは益虫でもある
ミミズは害虫と言われる一方で、益虫とも言われます
なぜなら、ミミズは土壌を良くしてくれるから
腐葉土などを食べて有機物を分解し、土を団粒化して排泄します
これにより微生物を活性化させ、植物にとって良好な環境を作るので益虫と呼ばれるんです
野菜は、土壌が良いとよく育つので、作物にとってミミズは益虫です
同様に、芝生を生長しやすい環境に変えてくれるので、やはりミミズは益虫ですね
とはいえ、排泄のときにフン塚を作るので困りもの
ん~!
皆さんにとって ミミズは益虫それとも害虫?
ミミズ以外の塚もある
芝生にある塚を見たら、ミミズと決めつけないでください
芝生に塚を作るのは、ミミズだけではないんです
ほげぇ~!
見分けがつかん😱💦
という方いると思います
でも、大丈夫!
手入れを重ねるうちに、塚の種類は分かるようになりますよ
とはいえ、芝生を張ったばかりの方いると思うので代表的な塚をご紹介しましょう
アリ塚
アリ塚は、アリが巣を作る過程でできたものです
ミミズのようにフンではなく、土・砂・松葉またはそれらの混合物から出来ています
ミミズ塚の粒は大きく、アリ塚は小さいので、粒の大きさで見分けるのがポイントですよ
コガネムシ塚
コガネムシ塚は、産卵のために成虫が掘った場合と、蛹が孵化して地上に出てくる場合にできます
真ん中に、ポッカリ穴が空いているならコガネムシの塚ですよ
コガネムシ塚を見つけたら要注意
ミミズやアリと違い、コガネムシが大量発生すると全体が枯れてしまうことがあるんです
コガネムシで芝生全体が枯れた様子
んがぁ~!
恐ろしい😣💦
皆さん、こうならないよう早めに対処してくださいね
ミミズの名前の由来は?
ミミズの名前の由来をご存知でしょうか
諸説ありますが、有力なのは
目がなくて見えない動物の意味から「メミズ(目不見)」が転じて「ミミズ」になった説
他にも、土の中にいるので日光を見ないことから「ヒミズ(日見ず)」が転じたという説もあります
由来にあるとおり、ミミズには目がありません
目がなきゃ、どっちが顔か分からん😣
と思った方いると思いますが
でも、大丈夫!
簡単に見分ける方法があるんです
ミミズには、首にマフラーを巻いたような環帯(かんたい)があります
環帯のある方が頭で、先には口がついていますよ
環帯は生殖機能の役割を持っていて
環帯をこすりつけあって精子を渡したり、卵を産む穴も空いているんです
まとめ
いかがでしたでしょうか
この記事では、ミミズの駆除方法や生態をご紹介しました
➤ 駆除の時期は初夏と秋がベスト
➤ ミミズが地上に出てくるのは苦しいとき
➤ ミミズは土を食べ、微生物や有機物を摂取している
➤ ミミズはモグラを呼ぶ
➤ 芝生にある塚は、ミミズだけではない
ミミズは土を団粒化し、良質な土にしてくれるので、駆除するのは可哀想な気持ちになりますよね
とはいえ、フン塚を作って芝生の景観を悪くしたり、モグラを呼んだりする以上、やはり放置はできません
フン塚のない芝生は、とても美しく見えるものです
きっと、ミミズ嫌いの奥さんや子どもたちも、これまで以上に芝生を愛してくれますよ
芝生が美しくなるに連れ、みんなの笑顔も増えるから不思議なものです
フン塚がないと、芝生で過ごす家族の時間は増えること間違いありませんね
ぜひ参考にしていただき、美しい芝生を育ててください🤗✨