芝生の更新作業していますか?
春先に行う更新作業は、芽吹きを早め、しかもフサフサの芝生に育ちますよ🤗
さて
冬の間、高麗芝は枯れてシーズンオフ
ありゃ~!
すっかり稲わら色😣💦
寂しい限りですが
でも、安心してください
もう少しの辛抱ですよ
春になると、芝生は芽吹きを迎え緑が戻ってくるんです😄
うひょ~!
じゃ、放って置こうっと😁
と、ホッとしている方いるのではありませんか
でも、ちょっと待った!
枯れているうちに更新作業すると、芽吹きが早まるんです
しかも
緑濃いフカフカな芝生に成長しますよ😄
誰でも、キレイな芝生を楽しみたいですよね
スタート時期の更新作業で、元気な芝生に育てましょう
芝生歴19年の芝生パラダイスが、芝生の更新作業を、分かりやすくご紹介いたします🤗✨
※2018年12月26日に公開した記事ですが
2020年10月21日
【更新作業後は芝生の異常箇所を確認しよう】
を追加して再度公開しました
芝生の更新作業とは
芝生の更新作業は、一言でいうと環境改善です
シーズンを通し、頑張ってくれた芝生
様々なダメージを受け、環境は悪化しています
➤ 踏圧により床土が固くなった
➤ 根詰まりした
更新作業は、このような課題を改善し、成長しやすい環境を整えることです
➤ 固い土の改善
➤ 排水性、通気性、通水性の向上
➤ 根が成長しやすい環境づくり
目的をしっかり頭に入れて、環境を整えてあげれば
シーズン通して、美しい芝生を楽しめますよ😉✨
芝生の更新作業の方法
芝生の更新作業は、いくつも作業がありますので、順序よく一つひとつ進めていきましょう
低刈り
低刈り(ひくがり)とは、地上にある芝生を地面すれすれまで刈り取ってしまうこと
冬枯れした芝生は、いずれサッチになり堆積します
病気予防や芽吹きを促進させるため、地上の枯れ葉は丸刈りしちゃいましょう
低刈りは抵抗が強いので、芝生に負けないパワーのある電動式芝刈り機がおすすめです
リョービ 芝刈り機なら、刈り高の設定は、最も低い5mmにしましょう
手動式の芝刈り機もありますが、残念ながら低刈りにはパワーが必要なので向きません
芝生パラダイスの芝面積は約160平米です
シーズン中は、刈り高13mmで管理していますが、これを5mmに低刈りすると
なんと!
刈り草は、90Lゴミ袋に3袋の量
ほげぇ~!
すんごい量😅
芝生を長めに管理しているなら、2回刈りをおすすめします
なぜなら、長いと抵抗が強すぎて、電動芝刈り機でも負けて止まってしまうから
たとえば、長さ50mmで管理しているなら
1回目 25mmまでカット
2回目 5mmまでカット
2回刈りなら、抵抗が少ないので止まることなく刈ることが出来ますよ
ただし、低刈りの際は、軸刈りに注意してくださいね
地際ギリギリまで刈る低刈りは、少しの凸凹でも軸刈りしてしまいます
深い軸刈りは、回復に3ヶ月かかることもあるんです
ガリッ!とやってしまったら後の祭り
あらかじめ目をつけておき、凸凹ヶ所は低刈りを避けるようにしましょう
軸刈りについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
サッチング
低刈りした後は、サッチ取りしましょう
サッチは、通気性を阻害しますし
雨が降ると、湿った状態が続き病気も発生しやすくなります
うへ~!
いいことないですね😅
サッチ取りは、スチール熊手が使いやすいです
レーキ(熊手)を使ってサッチングを行いたい方はご覧ください↓
サッチングは重労働なので
面積の広い芝生は、サッチングマシンをおすすめします
ちなみに
芝生パラダイスでは、電動芝刈り機にオプションのサッチング刃を取り付け、サッチ取りしています
作業時間はアッという間ですよ
しかも楽ちん…むふ~😍
約160平米の芝生でも、作業時間は約20分
うぴょ~!
はやっ😆
エアレーション
低刈りやサッチングで地表をキレイにしたら、エアレーションで床土の手入れをしましょう
エアレーションとは、地面に穴を開け
固く締まった床土をほぐし、通気性・透水性を向上させること
使用する道具はローンスパイクJr
※写真の道具は10年以上使っているので色あせちゃいましたが、ホントは真っ赤で綺麗なんですよ!
エアレーションは、フォーク形状の刃を刺すだけのスパイキングがおすすめ
なぜなら、抜いたコア(土)を集めるコアリングに比べ、刺すだけで早いから
作業の多い更新作業は時間かかるので、サクッと終わらせたいですからね
エアレーションは、根詰まりした根を切るいわゆる「根切り」にもなるので、根が刺激を受け成長が促進されますよ🙂
ただし、エアレーションは、芝張り後3年目からにしてください
なぜなら、2年目までは芝生の元気が残っているし
深く根張りしていないので、エアレーションで剥がれることがあるから
エアレーションを詳しく知りたい方はご覧ください↓
目土入れ
更新作業はいよいよ終盤
芽吹きを促進させるため、目土入れをしましょう
春になると、根は下へほふく茎は横へ伸びます
更に、ほふく茎の節から直立茎が立ち上がり、葉が出てきます
目土には、ほふく茎の伸びや直立茎の立ち上げを促進する効果があるんです
材料は、芝生用に調整された専用の目土がおすすめですが
芝生パラダイスは、安いので川砂を使用しています
近所の建設会社さんから川砂をまとめ買い
写真は3t…エヘヘ😅
肥料散布
芽吹きに芝生はパワーが必要なので、固形肥料を与えてあげましょう
バロネス芝生の肥料は、散布量20~50g/㎡
成人男性の一握りは40~50gです
軽めに握ると30gくらいですよ
更新作業後は芝生の異常箇所を確認しよう
更新作業は時間が掛かりますし、ホント疲れますよね
早く終わらせて、コタツに飛び込みたくなりますが
でも、ちょっと待った!
更新作業が終わったら、振り返って芝生を見直してくださいね
なぜなら、異常箇所があると困るから
気になるところがあったら、放置しないで対策を取ってくださいね
とはいえ、更新作業で体はクタクタ
すぐには無理絶対!という気持ちになってしまいますよね
そこで!
異常箇所は、パチリ!と写メしておいて
芽吹くまでに対策を取ってくださいね
低刈り後の黒いところは要注意
低刈り後の芝生に黒いところはありませんでしたか?
ある!ある!
と元気に手を上げた方は気をつけてくださいね
なぜなら、黒いところは緑化が遅れたり、病気になる可能性が高いから
ほげぇ~!
どうしよう😭
と慌てた方いると思いますが
でも、大丈夫!
対策はありますよ
どうしても周りに比べて生長は遅れてしまいますが、緑になるので安心してくださいね
具体的な対策をまとめた記事があるので参考にどうぞ🤗
芝生の更新作業の時期
更新作業はいつ行えばいいのか、気になりますよね
最高気温が15℃を上回ると、芝生は動き始めるといいますが
実は、それ以前から根は動き出しているんです
芝生が芽吹く前、つまり緑になる前に更新作業は行いましょう
11~13℃以上が1週間ほど続く頃、ちょうど芝根が動き出す頃ですね
関東では、2月下旬~3月初めです
ちなみに、芝生パラダイスの更新作業は
2017年は3月4日
2018年は3月3日
2019年は2月8日(気が早かった😥と後で反省)
でした😄
でも、時間取れなくてなかなか作業できないよ!
という方いるかと思います
いつまでなら更新作業していいの?
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか
ズバリ!
GWまで
なぜなら、完全に生長してからの低刈りは軸刈りになるから
とはいえ、低刈り以外はGW過ぎてもかまいませんよ
エアレーション、サッチング、目土入れなどは、年間通して必要な作業ですからね
更新作業は、芽吹きく前に行うと効果的ですが、遅れても大丈夫!
時間の取れない方は、焦らずマイペースで育ててくださいね
まとめ
いかがでしたでしょうか
この記事では、芽吹きを早める芝生の更新作業を紹介しました
☛ 低刈りは、病気予防や芽吹きを早める
☛ サッチングはスチール熊手が使いやすい サッチング刃もおすすめ
☛ エアレーションは、フォーク形状の道具を使うスパイキングが簡単
☛ 目土は、ほふく茎や直立茎の成長を助ける
☛ 芝生に使用する化成肥料は、8-8-8がおすすめ
☛ 更新作業の時期は、11~13℃以上が1週間ほど続く頃がおすすめ
更新作業を行ったシーズンは、芝生の仕上がりが違いますよ
芽吹きも早まりますし、フカフカの芝生になるんです
子供のはしゃぐ姿や奥さんの笑顔が浮かびますよね…ムフムフ😊
思わずニヤニヤ笑顔になりますが、一番喜ぶのは芝生かもしれませんね😄
皆さん
ぜひ参考にしていただき、芝生が喜ぶ環境を作ってあげましょう🤗✨