小さな粒つぶがいっぱい芝生について、ビックリしていませんか?
放っておいては、ますます美観を損ねてしまいますよ
さて、GWを過ぎると芝生は一面緑色
芝刈りした後は、一段と美しく見えますよね
むふ~!
ナデナデしちゃおうっと😍💕
とゴロゴロスリスリしている方いるのではないですか
でも、ちょっと待った!
芝生に何かついてますよ
ほげぇ~!
粒つぶキモッ😣💦
スリスリしてると、顔に粒つぶがついちゃうから気をつけてくださいね😅
虫の卵と思った方もいると思いますが
これはほこりかび病
別名「粘菌病」という病気です
うへ~!
どうしよう😱
としかめっ面になった方いると思いますが
初めて見る粒つぶにビックリすると思いますし
芝生が枯れないか心配になってしまいますよね
ほこりかび病に効果のある殺菌剤はあるの?とか
予防する方法はあるの?とか
色々心配になる気持ちよく分かります
でも、大丈夫!
ほこりかび病は退治できますよ
芝生パラダイスも、ほこりかび病に悩まされましたが
今では対処できるようになったんです
経験から分かった対処方法をご紹介するので、ぜひ試してくださいね
この記事では、芝生歴19年の芝生パラダイスが、ほこりかび病の殺菌剤や対策を分かりやすくご紹介いたします🤗✨
芝生のほこりかび病!殺菌剤や対策
突然現れるほこりかび病に、戸惑う方多いのではないでしょうか
殺菌剤のことや病気に掛かったときの対処や予防の方法が気になりますよね
それぞれ分かりやすくご紹介しましょう😉
ほこりかび病に効果のある殺菌剤は?
ほこりかび病に効果のある殺菌剤はあるの?
と気になる方多いのではないでしょうか
ズバリ!
残念ながら、ほこりかび病に適用ある殺菌剤はありません
なぜなら、菌自体が原因で芝生が枯れることはないため、薬品メーカーが製造に力を入れないから
クリーム状の白や灰色をした粒つぶの病原菌は、葉の表面はもちろん
土壌表面にも寄生していますが、芝生の組織に侵入してこないんです
芝生にとっては、痛くも痒くもないっていうこと
とはいえ、隙間もないくらいに増えてしまうと、光を遮られてしまいます
放っておくと、芝生は弱ってしまうので対処しなければなりませんね
ほこりかび病の対処方法は
殺菌剤がないんじゃ、どうしたらいいの?
と悩んじゃった方いるのではないでしょうか
でも、大丈夫!
方法はありますよ😄
多湿天候が続いている間の対策
雨が続くと、水に乗って広範囲に菌は広がってしまいます
この時期は、水で流さないで
気づいたら、すぐに菌を払い取りましょう
ブラシでこすり取る
ブラシを使って、葉に付着している粒つぶをこすり取ってしまいましょう
小さな粒なので、ブラシは目の細かいものがいいですね
粒つぶは、ビタッと葉についているので、少し硬めのものをおすすめします
チリ取りも用意して、できるだけ葉の間に残さないようにしてくださいね…ムフムフ😊
多湿天候が終わった後の対策
長雨が過ぎ乾燥天候に転じると、菌の繁殖は止まります
次の2つの方法は、多湿天候の時には適しませんが
乾燥天候になれば大丈夫!
一気に菌をやっつけちゃいましょう
芝刈りで一緒に刈り取る
菌が付着したまま芝刈りしちゃいましょう
短時間で手間もかからず駆除できますよ
とはいえ、刈り残した下葉に菌は残ってしまうので
できるだけ低刈りをおすすめします
残りは、次にご紹介する方法で駆除してくださいね
散水して洗い流す
水圧を上げて、勢いよく洗い流しましょう
散水ノズルの放水パターンを選べるなら、ジェットがおすすめ
芝生は菌に侵されていないので、洗い流すと綺麗な状態に戻りますよ
予防の方法
ほこりかび病を発生させないよう予防してくださいね
大切なのは、病原菌の喜ぶ環境を作らないこと
水はけを良くする
水はけが悪いと発生しやすくなります
水たまりのできるところは、目土を入れて平らにしてくださいね
芝生に傾斜をつけたり、エアレーションを行うと水はけは向上しますよ
エアレーションをまとめた記事があるので参考にどうぞ
サッチを除去する
病原菌は腐食した有機物を栄養にするので、サッチを溜めないようにしましょう
定期的なサッチングがおすすめ
シーズン初めと猛暑が過ぎた頃にサッチングするといいですよ
サッチングをまとめた記事があるので参考にどうぞ
日照を確保する
病原菌は、日に当たると弱ります
できる限り日差しを遮る障害物は撤去しましょう
芝生のそばに植えた庭木は、日陰を少なくするよう剪定を工夫してくださいね
樹木の剪定方法をまとめた記事があるので参考にどうぞ
夕方に水やりはしない
水やりは原則として朝または夕方ですが
病原菌の繁殖を抑えるため、夕方の水やりは止めましょう
なぜなら、一晩中濡れたままになってしまい、菌が繁殖しやすくなるから
朝の水やりなら、日差しを受け芝生は乾くので、菌の繁殖を防ぐことができますよ
ほこりかび病の特徴
ほこりかび病は、別名「粘菌病」といい、クリーム状の粒つぶは胞子の塊です
灰白色の粒つぶが、葉にたくさん付着しているので、すぐにほこりかび病と分かりますよ
胞子は、はじめ白色ですが2~3日たつと灰白色に変化して、芝生は黒っぽく見えるようになります
胞子はアメーバ状で移動し、微生物や腐敗有機物を栄養として成長します
最後は、結合して葉全体を覆ってしまうんです
菌自体は芝生に影響ありませんが、葉を覆ってしまうと遮光されて芝生は弱りますし
二次的に、かび類や細菌に侵されてしまうこともありますよ
雨期に発生し、長雨が続くと水の流れに乗って広がる水媒伝染が中心ですが
他にも
・土壌伝染
・空気伝染
・芝刈り機伝染
によっても広がります
発生する時期は、晩春と初秋
具体的に6~7月下旬と9月上旬頃ですね
梅雨や秋雨前線の頃は、しばらく我慢は必要ですが
晴天が続くと、自然に消滅する病気です
まとめ
いかがでしたでしょうか
この記事では、芝生のほこりかび病の殺菌剤や対策をご紹介しました
➤ ほこりかび病に適用ある殺菌剤はない
➤ 多湿天候が続くと発生する
➤ 多湿天候の続く間は、菌を水で散らしたり、菌の付着したまま芝刈りしてはダメ
突然、芝生が黒くなったら驚いてしまいますよね
近づくと、芝生に無数の粒つぶ
気持ち悪くて、ゾッとしたのではないですか
思わず、見なかったことにしたくなりますよね😅
でも、放っておいてはダメ絶対!
なぜなら、ドンドン菌が増えちゃうから
奥さんや子供たちも、気持ちの悪い粒つぶだらけの芝生じゃ、見向きもしてくれませんよ
せっかく張った大切な芝生です
家族と一緒に楽しみたいですよね
病気のない芝生なら、子供たちは笑顔で駆けっこ
嬉しそうな姿に、奥さんも喜んで参加するかもしれませんよ😄
ほこりかび病ををやっつけて、みんな幸せになってくださいね
皆さん、ぜひ参考にしていただき美しい芝生を育ててください🤗✨