芝生を枯らす害虫「コガネムシ」に困っていませんか
大丈夫!食害は防ぐことできますよ
さて
マイホームに憧れの芝生を張り、青々していく姿に
むふ~!
芝生の庭にしてよかったぁ😆
と喜んでいる方たくさんいるのではないでしょうか
生長する姿を見ると、嬉しくて自然と笑みがこぼれますよね
もちろん、手入れにも力が入ります…ムフムフ😊
芝刈りや水やりなど
汗を流しながらの手入れも、楽しく感じられるものです
しか~し!
変化は突然やってきます😱
「あれっ!なんか芝生の元気ないなぁ?」
よく見ると、枯れが混じっていて
以来、伝染するかのごとく、枯れは周りへ広がり
青々としていた芝生は、まるで冬の状態に
大切な芝生が、そうなったら
パニックになってしまいますよね
うへ~!
なんで😱?
原因は分からず
寝ても覚めても、頭の中は芝生のことばかり
病気なの?とか
除草剤のせい?とか
色いろ考えちゃいますよね
大切な芝生だから、心配になる気持ちよく分かります
でも、ちょっと待った!
ひょっとしたら
原因は「コガネムシ」かもしれませんよ
手入れしているのに枯れてきたら、まずは害虫を疑ってみましょう
この記事では、芝生歴19年の芝生パラダイスが、芝生の害虫コガネムシ駆除を分かりやすくご紹介いたします🤗✨
※2019年02月07日に公開した記事ですが
2020年10月07日
【食害による芝生の変化】に「スポット的に枯れる」
を追加して再度公開しました
芝生の害虫コガネムシ
一口にコガネムシといっても、大変種類が多く
日本には、約300種類が生息していると言われています
コガネムシを漢字で書くと「黄金虫」
名前の由来は
背中の殻が、美しい色を帯びた緑色で、金属のような光沢があるから
ちなみに
幼虫は土の中に住んでいて、俗に根切り虫(ねきりむし)や地虫(じむし)と呼ばれています
成虫は植物の葉を食べ、幼虫は芝生などの根を食べて成長する、いわゆる害虫です
卵・幼虫・蛹(さなぎ)の3段階を経過する、完全変態する昆虫で
コガネムシの寿命は、孵化してからの期間を含め、概ね1年です
コガネムシの最後は
メスは産卵後、オスは交尾後から段々と体が動かなくなり、一生を終えます
コガネムシの一生
産卵【6~8月・産卵は一度に20~30個、トータル100~200個】
↓ (1~2週間)
1令幼虫【体長5mm・体は小さく食害の心配なし】
↓ (10~20日)
2令幼虫【体長10~20mm・芝生の根を食べ始める】
↓ (20日)
3令幼虫【体長20~30mm・食欲旺盛で食害も発生】
↓ (越冬)
蛹(さなぎ)【蛹になる時期は春】
↓ (1~2週間)
成虫【体長17~23mm・土に穴を掘って産卵】
食害による芝生の変化
食害を受けた例を2つご紹介いたしますので
マイホームに同じような症状がないかチェックしてみてね
まだら模様に枯れる
芝生は、コガネムシの食害を受けると、どう変化していくのでしょう
皆さん、気になるところですよね
参考に、被害を受けた写真を振り返ってみましょう
2017.08.20㈰ この時は綺麗な緑色
2017.09.01㈮ 何となく葉色に変化が
2017.09.10㈰ うへ~!まだら模様に
2017.09.20㈬ すっかり色落ち…シュン!
2017.09.28㈭ ほげえ~!さらに広がってる
いかがでしたでしょうか?
写真を並べると、変化がよく分かりますね😉
残念ながら、このように被害が大きくなるとシーズン中の回復は困難です…ションボリ😣💦
ちなみに、シーズンの終わりに撮った写真はこれ!
2017.11.20㈪
んがぁ~!
ヒドい😣💦
しかし、翌シーズンには元どおりに回復…ホッ😍
2018.05.11㈮
食害は景観を台無しにしてしまうので、芝生の上で幼虫が遊んでいたり
ポッカリ空いた穴を見つけたら、注意してくださいね🙂
スポット的に枯れる
ほげぇ〜!
枯れてる😱💦
こんなふうに、スポット的に枯れているところはありませんか
ひょっとしたら、コガネムシの食害かもしれませんよ
怪しいと思ったら、芝生を引っ張ってください
スポッ!と簡単に抜けたら要注意
なぜなら、芝生が抜けるのは、幼虫に食べられて根がないから
ほじると、お腹いっぱいの幼虫が苦しそうにゲップしてるはずですよ🤗
コガネムシ成虫の対策と駆除
コガネムシの成虫は、植物の葉を食べるので、庭木などをよく見てください
葉っぱに食べられた痕があったら、成虫がいる証拠
すでに、卵を産み付けているかもしれませんよ
2 成虫は、光に寄ってくるのでガーデンライトを付けない
残念ながら、上記対策を講じても成虫を完全に防ぐことはできません
なぜなら、どこからともなくコガネムシは飛んでくるから
全面シートで芝生を覆わない限り、コガネムシの産卵を防ぐことは困難です
成虫の駆除に労力を使うより
大きな被害をもたらす幼虫の駆除に、力を注いだ方が現実的かつ効果的です
せっかくの芝生なので、樹木を植えたいし
カッコいいガーデンライトも設置したいですもんね😁
コガネムシ幼虫の対策と駆除
大きな被害をもたらすのは、コガネムシの幼虫です
大量発生すると、アッという間に根が食べられ、芝生は弱ってしまいます
幼虫対策は、何といっても殺虫剤の散布が一番
芝生がマダラ模様に枯れるなど、食害が現れてしまったら時すでに遅し
体の小さい1・2令幼虫のうちに、殺虫剤を散布しましょう
散布時期は、産卵する6~8月が効果的です
とはいえ、芝生に穴が空いていたら、既に産卵した証拠なので
その場合、穴を見つけ次第散布しましょう😃
コガネムシに効果のある薬剤
スミチオン乳剤
【特徴】
発売以来約40年の実績があり効果や安全性の評価が高い薬剤
【内容量】
100g
500g
【適用】
コガネムシ類幼虫
シバオサゾウムシ
シバツトガ
スジキリヨトウ
【希釈倍率】
芝生1,000倍
【使用時期】
発生初期
【使用方法】
水で薄めて使用
コガネムシ類幼虫1平方メートル当たり3L
【使用回数】
6回以内
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、芝生の害虫コガネムシ駆除をご紹介しました
☛ 幼虫対策は殺虫剤が一番
☛ 殺虫剤は、産卵時期に散布すると効果的
大切にしている芝生なので、スカスカになったらガッカリですよね
いつまでも、キレイな芝生を保ちたいと思うものです
コガネムシの被害に合わないため、芝生をよく観察することが大切ですね
➤ 鳥たちが、芝生に集まっていないかな?
注意を払うと、見えなかったものが見えるようになるものです
コガネムシの生態を理解して、適切な対策と駆除を行いましょう
きっと被害を抑えることができますよ…ムフムフ😊
コガネムシのしかめっ面が、目に浮かびますね…ウッシッシ~😁
皆さん
ぜひ参考にしていただき、食害のない美しい芝生をいつまでも楽しみましょう🤗✨