芝生の手入れにジョウロを使いますよね
上手に使うと手入れを効率的に時間短縮することができますよ
さて、芝生の手入れにおいてジョウロは欠かせません
液肥はもちろん、殺菌剤、殺虫剤などの散布に引っ張りだこ
ジョウロの容量は分かっているので、薬剤散布の計量は簡単です😄
芝生へ薬剤を散布する機会はとても多いので、サッと撒けるジョウロはとても便利ですし
誰でも簡単に使えるところがいいですね
ジョウロはどこのホームセンターでも購入できます
なんと言っても値段が手頃なので、芝生のお手入れ道具の必須アイテムとして、ぜひ揃えておきたいものですね
この記事では、芝生歴19年の芝らぶが、ジョウロを上手に使うコツを分かりやすくご紹介いたします🤗✨
※2019年01月04日に公開した記事ですが
2021年03月10日
【除草剤はジョウロで撒いちゃ駄目】
を追加して再度公開しました
ジョウロの語源
「お手入れと直接関係ないじゃん!そんな説明いらないよ」と思う方もいるかもしれませんが、知らない方もいると思うので語源について説明しておきますね😅
ジョウロは江戸時代にポルトガルから日本に入ってきた道具で、ポルトガル語で「jorro」と書き「ジョウロ」と発音します
漢字で書くと「如雨露」ですが、これは当て字だそうです
「ジョロジョロ音がするからジョウロ」という方もいるようですが、どうらや語源は違うようですね😅
調べてみると、如雨露の読み方は「ジョウロ」「ジョーロ」「ジョロ」と色々
ネット購入サイトで調べても統一されていませんね
結論として読み方は個人の自由ですかね
この記事では「ジョウロ」と勝手に呼びますね…エヘヘ😅
ジョウロの特徴とおすすめサイズ
ジョウロの形や大きさは色々です
芝生のお手入れでおすすめは、ポリエチレン製で軽くサイズが大きいもの
写真はジョウロ10号
規格には4号、6号、8号、10号とあります
これは容量を表しており
4号 → 4L
6号 → 6L
8号 → 8L
10号 →10L
芝生の液肥や殺菌剤・殺虫剤は計量し希釈して使用します
どれも散布量は1~3L/平米と多く、希釈する際に計算が楽ちんなので10号がおすすめです
ただし、10Lは満タンにすると重さ10kg
めちゃんこ重いので女性なら4号や6号をおすすめします
ジョウロはノズルを取り外せるので場所を取らず収納に便利
ただし、ポリエチレン製のジョウロは使用しているうちに劣化します
値段が安いので消耗品として考えシーズンごとに交換してもいいですね😊
ジョウロ 10L
ノズル ポリプロピレン樹脂(PP)
ハスの実 ステンレス他
ステンレス製のハスの実は柔らかい散水ができます
本体とノズル間にパッキンも兼ねたこし網付で詰まりにくくなっていますよ↓
ジョウロの使い方
液肥散布の場合
ハイポネックス 芝生の液肥
規定量は
希釈500倍
散布量2~3L/平米
例えば、芝生が縦5m✕横10mの場合、面積50平米です
散布量を2L/平米に設定すると
全体で50平米✕2L/平米=100L
10Lジョウロにキャップ1杯(20ml)入れて、これを10杯
どうですか?
10Lジョウロなら計算が早いでしょ😉
さて
散布のコツですが、ジョウロを腰に当て振り子運動で撒きます
振り幅は約1mが目安
シャワワワ~!
さらに、後ろに下がりながら撒くと上手に撒けますよ😄
殺菌剤の場合
ロブラール水和剤
規定量は
希釈1000~1500倍
散布量1L/平米
こちらは粉なので少し難しくなります😅
今回は1000倍希釈を例にしましょう
同じく50平米の芝生の場合
散布量は50平米✕1L/平米=50L
10Lジョウロで5杯ですね
必要な薬剤量は
50L÷1000倍=50g
粉なので200gのお湯で溶きます
まぜまぜ!
カップに出来上がった薬剤は250g
10Lジョウロに薬剤を50g入れて
ジャ~!
水で希釈
ジャジャ~!
振り子運動で
シャワワワ~!
除草剤はジョウロで撒いちゃ駄目
皆さん、芝生の雑草に困っていませんか?
ちょっとなら手で抜いて済みますが、一面に生えたら手におえませんよね
仕方ない!除草剤撒いてみるかあ!って思った方いるのではないでしょうか
でも、ちょっと待った!
ひょっとして、ジョウロで撒こうとしていませんか?
除草剤は、ジョウロで撒いたら駄目ですよ
ジョウロは、ジャージャー出るので規定の散布量以上に撒いてしまいます
芝生用の除草剤も、植物を枯らす薬剤なのでダメージが心配なんです
だから!
除草剤は噴霧器を使いましょう
ええっ!
でも、噴霧器なんて持ってないよ😱
という方いますよね
色々なメーカーさんから製品が出ていますので調べてみてください
ちなみに、噴霧器は手頃サイズの製品がおすすめですよ
うへ~!
調べたけど、いっぱいあるから決まらな~い😭
という方いるのではありませんか
どうしても決まらない方のために、参考に噴霧器をご紹介しておきますね
肩掛け噴霧器 4L
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、芝生の手入れが楽になる上手なジョウロの使い方をご紹介しました
☛ ジョウロは腰を上手に使い幅1mくらいを振り子運動で撒くこと
☛ 後ろに下がりながら撒くこと
☛ 規定の量を散布できる速度を体で覚えること
元気な芝生をキープするためには液肥や殺菌剤・殺虫剤など薬剤散布は欠かせません
年間に何度も散布しますので上手にジョウロを使えばお手入れがとても楽ちんになりますよ
ちなみに
ジョウロは量が減ってくるとダラダラ垂れるので足元がビショビショになりやすいです
濡れても大丈夫な作業ズボンや長靴または防水性のある運動靴で作業するようにしましょう
ジョウロに慣れると手間のかかる薬剤散布が楽しくなりますよ
上手にジョウロを使ってフサフサで元気な芝生を育てましょう😊
皆さん
ぜひ参考にしていただき芝生ライフをエンジョイくださいね🤗✨