いつ芝刈りを始めたらよいか、悩んでいませんか
芝刈りを始める簡単なルールがあるので覚えてくださいね
さて
春を迎え暖かくなると、芝生は休眠から覚め動き出します
マイホームが一面緑になると、頭に浮かぶのは「芝刈り」のこと
でも、いつから芝刈りを始めればいいの?
と首を傾げている方いるのではないでしょうか
芝張りして初めて春を迎えた方、経験がないので戸惑っていると思いますし
芝生のタイミングを逃し、伸びきった芝生を刈ったら、緑が無くなってしまった
そんな方もスタート時期は気になっていますよね😅
芝刈りを始める時期に決め方があることをご存知でしょうか
決め方さえ覚えてしまえば、誰でも迷うことなく刈り始めることができますよ
結論として、管理する長さを決まれば、芝刈りのスタート時期は決まるということ
えっ!
どういうこと?
と考えちゃった方のために、芝刈りを始める時期を詳しくご紹介いたします🤗✨
芝刈りの1/3ルール
芝刈りには1/3ルールがあります
伸びた葉を1/3まで刈り取るルールのことで、これ以上短く刈ってはいけませんということ
例えば、芝生の長さを2cmにしたいのであれば、3cmに伸びたら芝刈りをします
なぜ1/3以上刈ってはダメなの?
と疑問に思った方いるのではないでしょうか
芝刈りの1/3ルールには、2つの理由があるんです
軸刈りを防ぐため
芝生が伸びきってから一気に短くすると、葉の部分がなくなって白い茎が出てしまう
いわゆる「軸刈り」になってしまいます
白い茎から緑の葉が出ますが、その部分を成長点といいます
軸刈りとは成長点より下を刈ってしまうこと
全面的に軸刈りしてしまうと、最悪枯れてしまうことがあるので、気をつけなければなりません
光合成を促進させるため
芝生は植物なので、光合成により成長します
葉から光と二酸化炭素を取り込んで、養分(でんぷん)や酸素を作り出すんです
芝刈りで葉を刈り取ってしまうと、光合成が出来なくなり、芝生は弱ってしまいますよ
葉の部分が残るほど光合成はしやすいため、1/3ルールがあるんですね…ムフムフ😊
芝生の長さを決めよう
芝生の1/3ルールが分かったら、管理する芝生の長さを決めましょう
短くシャープな芝生が好きな方
長くフサフサの芝生が好きな方
人それぞれ好みがありますよね
高麗芝の場合、おすすめの長さは2~3cmと言われています
芝生の長さが短くなるにつれて、印象は変わります
1.芝生が風に揺れ動く様子は薄らぐ
2.絨毯感覚に近づく
3.葉が短くなり、全体的に緑薄く感じられる
頭に思い描いてみてください
これを、どう感じるかは好みですね😊
芝刈りを始める時期はいつ?
ご自身で管理する芝生の長さを決めたら、芝刈りの1/3ルールを当てはめて考えてみましょう
例えば
3cmで管理する場合、芝刈りの1/3ルールを当てはめると
4.5cmの長さになった時点で芝刈りすることになります
つまり、芝生を管理する長さを決めれば、芝刈りを始める時期が決まるということ
もう、芝刈りのスタート時期に悩む必要はありませんね…ムフムフ😊
芝刈りの注意点
管理する芝生の長さを決める際に、注意すべきことがあります
芝生の長さが短くなるにつれて、芝刈りの頻度は増えるということ
グリーンのように短くしたいという方もいると思いますが、ゴルフ場は毎日芝刈りしています
芝生の長さは、短くなるほど高度な管理が必要になり、時間と労力が掛かります
芝生の手入れに慣れると、短い芝生を求める傾向にありますが
最初はご自身の生活環境に合わせ、無理のない長さに決めましょう😉
芝生の長さについて詳しく知りたい方はご覧ください↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、芝刈りを始める時期についてご紹介しました
☛ 高麗芝のおすすめの長さは2~3cm
☛ 短くなるほど芝刈りの頻度は増える
☛ 管理する長さが決まれば、芝刈りのスタート時期が決まる
芝生は放っておくと、どんどん伸びて軸(茎)まで伸びてしまします
そうなると、管理する長さを決めたとしても、軸刈りになってしまう可能性があります
大切なことは、管理したい長さを決めたら、刈り時を逃さないこと
ルールに従い芝刈りを行えば、軸刈りの防止や光合成を促進させることができますよ
良好なコンディションの芝生は、ビックリするくらい成長していきます😄
皆さん
ぜひ参考にしていただき、美しい緑の芝生を育ててください🤗✨
芝生の密度UPについて知りたい方はご覧ください↓